灌水設備
水を作物の上から散水する「頭上灌水」、
作物の両サイドからムラなく散水する「サイド灌水」、
作物の根や株元に局所的に散水する「点滴灌水」など、
さまざまな灌水設備を設計しています。
圃場に応じてカスタマイズが可能ですので、ぜひご相談ください。
灌水設備の種類
頭上灌水
上から円を描くように、ハウス全体の灌水を行います。水稲での育苗や葉物栽培で多く利用されます。
【推奨作物】育苗(水稲、花卉など)、葉菜類
サイド灌水
ハウスの両サイドに設置し、半円状に灌水します。風の影響が少なく、ハウス全体の灌水を行います。ハウス自体に設置できるため、空間を広々と使うことができます。
【推奨作物】育苗(水稲、花卉など)、葉菜類
点滴灌水
点滴チューブにより緩やかな速度で一滴ずつ灌水します。根域だけに水と肥料が供給されるため、水と肥料の吸収効率が高まり、灌水・施肥量が節減できて環境にもやさしい灌水方法です。また、常に根に必要な酸素(空気)が十分にある状態となり、良好な生育環境を保ちます。通路も湿らないので、ハウスの湿度が低下し、病気が発生しにくく、雑草も生えにくくなります。一度に広い範囲の灌水ができるため、省力化できるというメリットもあります。
【推奨作物】果菜類、花卉
自動灌水ユニットで、高性能な灌水・施肥管理ができる
ウルトラエースK、各電磁弁、液肥混入器、ディスクフィルター、流量計をコンパクトに組み込んだ自動灌水ユニットK-UNITなら、電気配線済みなので、到着後、簡易な電源工事と配管工事を行うだけですぐに使用できます。
- 自動灌水制御盤ウルトラエースKを搭載。日射比例制御で、作物や作型に合わせた最適な制御方法を選択できます。
※ウルトラエースTシリーズも使用可能です。 - 系統数や液肥混入器は、ハウスの規模や栽培方法に応じて選択できます。
- ディスクフィルター2セットと、流量計を標準装備しています。