暑さ対策用BS 資材
夏場、ハウス内は外部と遮断されているため、空気がこもりやすい環境になります。
高温の状態は、作物に悪影響を及ぼす場合があります。
そして温暖化が高まる昨今、遮光カーテンや換気装置の設備対策だけでは
追いつかなくなっています。
ここでは、それを補うBS 資材をご紹介します。
暑さ対策をする理由
近年、夏場の長期間に渡る気温の上昇から、作物に悪影響を及ぼす現象が見られます。
特に、ハウス内の平均気温が25度以上の日が続いた場合に障害が発生しやすく、作物によっては着果不良や生理障害、葉焼けなどにより、収量が減少する場合もあります。
また、高温障害で弱った作物は、病害虫に対しても抵抗力が低くなります。
それらを防ぎ、安定した収量を確保するためにも、暑さ対策が必要です。
ハウスに吊るすだけの、手軽な暑さ対策用資材
作物が暑さに強くなる!
元気サプリ クール&アップ(10本入り)
クール&アップはスティックタイプ。植物抽出物を起源とする、臭いのバイオスティミュラント(BS)資材です。
商品から放出される揮発性の自然由来の成分は、作物の葉の気孔を開き高温耐性を高める効果があります。また、葉の気孔が開き二酸化炭素の吸収が良くなることで光合成の効率を上げ、収穫量アップも見込まれます。
- 簡単・低コストで作物の暑さ対策が可能
- 作物のしおれ軽減、花芽保護の効果あり
- 効き目が3か月続く、長寿命
設置方法
- 10a 当たり10~20本を設置
- 生長点より20cm程度上部に設置
こんな場面におススメです
- ハウス内の温度が30~35度を超える可能性がある時期
- 気温の高い夏場だけではなく、外気温とハウス内の温度差が生じやすい3~5月
- 特に曇天後の快晴時には高温障害が出やすくなるので、天候が変わりやすい時期にも効果的
- ハウス内が高温時に何もしないと・・・
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しおれ、花芽異常につながります。
- クール&アップを導入すると作物が元気に!
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葉の気孔が開き、光合成が活発に!
有効な暑さ対策
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遮光カーテンの活用
厳しい夏場の直射日光によるハウス内の温度上昇の抑制や、直射日光による作物へのダメージを防ぐために、遮光カーテンを利用します。
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換気をする
ハウスに換気窓を付け、熱を放出させることで温度上昇を抑えます。ハウスで一番熱が溜まる棟部分の換気ができる天窓換気がおすすめです。
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空気を循環させる
エアコンなどの空調機などから出る空気をハウス内で効率良く循環させるために循環扇を設置します。