営農通信バックナンバー

2023.08.08

その他

【羽生農場】規模拡大に向けた戦略

こんにちは、げんき農場羽生です。
梅雨も明け、本格的な夏が続いております。
体調管理をしっかり行い、暑さを乗り切りたい頃です。
 
さて今回は、「規模拡大」をテーマに、
考慮すべきポイントについて探求してみたいと思います。
 
農業において、規模拡大は増収のための一つの重要な要素とされています。
しかし、ただ単に規模拡大をすることが経営のメリットになる、とは限りません。
計画的に規模拡大をすることが、増収に向けての重要なカギとなります。
 

【げんき農場の沿革】なぜ規模を拡大するのか?
拡大に踏み切った理由は、収支バランスです。
げんき農場の場合、原価・経費を計算すると農場の規模が3反以上になった時に、
効率的な収支を実現できることが見込めました。
 

【規模拡大の考え方】計画的に、徐々に大きくしていく
規模拡大
写真で示す通り、げんき農場では、2020年、2021年、2023年と徐々にハウスを増やしました。
一気に大規模化してしまうと、
 
・作業の急増や人材のスキル不足で作業遅れが発生してしまう
・販売先が不確定で生産過剰となってしまう
 
といった問題を引き起こす可能性があります。
したがって、「とりあえず」の規模拡大は避け、計画的かつ段階的に拡大していくことが重要です。
もちろん、計画を立てる際は、将来の成長に向けた明確な目標や戦略も併せて考える必要があります。


【補助金の活用について】実績が重要
規模拡大を支援する手段として、補助金の活用があります。
しかし、補助金の獲得は簡単ではなく、過去の実績が重要です。
例えば、反収や販売実績のデータは採択時にかなり重視される数値となります。
実際、今年栽培棟を拡大した際に活用した「強い農業づくり総合支援交付金」は、
次の配分基準を高いポイントでクリアした結果、補助率1/2以内の交付となりました。

配分基準はいずれも営農の実績や数値を元に算出される

ここで知っておきたいのが、配分基準はいずれも営農の実績や数値を元に算出されるということです。
簡単に説明すると、
・過去の実績においてどの程度基準を達成できているか(表の右側)
・その実績をどれだけ伸ばせるか(表の左側)
という2項目でポイントが計算されます。
申請者のうち、獲得したポイントが高い順に採択の対象となります。
したがって、適切な農業活動を行い、成果を上げることで、補助金獲得の可能性が高まります。
なお配分基準には、この他にも様々な基準(労働時間削減・生産コスト低減など)が設定されており、
いずれかの基準を選択して取り組むことができます。
 
規模拡大のポイントは、計画的な規模拡大や販売戦略を持つことです。
着実に成果を上げ、補助事業を効果的に活用することで、
持続可能な農業経営を実現して、日本の農業のさらなる繁栄にともに取り組みましょう!


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